医学部再受験、成功への道

私立文系の医学部再受験生がいかにして1日4時間11ヶ月、図書館での宅浪で国立大学医学部に1発合格したのかを書きます。再受験生はもちろんのこと、勉強の効率化を目指し大学合格を目指す悩める受験生に読んでいただけると嬉しいです。

医学部の面接

こんばんは。

大事なことを書き忘れていました。多くの方が不安に思う、面接についてです。

私が受けた時に聞かれたのは

①医師になぜなろうと思ったか

②再受験を志した理由(あんまり興味なさそうだった)

③地元でないこの地に残るか

④今まで頑張ったこと、それによって学んだこと

が主で、一つ一つに割りと時間がかかったため、これ以外はほとんど聞かれませんでした。試験官はきっちりストップウォッチで時間を図っていました。

面接官は真ん中に普通の人、左に怖い人、右に優しい人がいました。これは特に大学が意識していたわけではないようです。というのも、入学後に友人と話してみると割と面接官の態度には開きがあったようでした。教授の興味や人柄によって内容や態度がかわるからだと思われます。

②で再受験の理由を聞かれなかったのは正直以外でした。もともと再受験に寛容であることはリサーチしていましたが、やはり聞かれるのでは、と思っていたので。これは大学によって開きがあると思いますが、とにかく①の理由をしっかり言えるようにした上で、きっかけを述べられる程度に準備しておけばいいと思います。

③は割とつっこまれました。「君みたいに残るっていう人はたくさんいるんだけど、残ってくれないんだよね〜」とか半ば怒られるような感じになりましたが、こっちとしては「そちらの魅力で俺を残らせろ!」という気持ちでした。笑 とにかく魅力を感じているから、ということを貫きました。あと、「ゆかりがあるか?」と聞かれたので、正直に「ない」と答え「これからたくさんの関係を作りたい」ということを言いました。

無難に超えた感があったとおり、成績開示でも無難に7割ほどの点数がついていました。周りの再受験合格者を見ても、そんなに点数が悪い人はいなかったです。

うちの大学に関して言えば、しっかりとコミュニケーションが取れるか、ということを見た上で、得点の微調整に面接点を使っているような気がします。学科で県内出身者と県外出身者の点数に開きがさほどない場合には、やはり県内を取りたいので面接点を微調整する、というようなことはあってもおかしくないかなと思います。。

もし不利ということがあるとするならば、その理由は「再受験」よりも「県外」というのが私の印象です。

とにかく受けると決めた以上、①をしっかりと固めておいて、下手なことを言わないように気をつければいいと思います。圧迫面接があるということもよく聞きますが、結局見たいのはコミュニケーションが普通にできるか、ということではないでしょうか。

再受験というとやはり面接で構えてしまいがちだと思いますが、周りの受験生よりははるかに経験があるということに自信をもって臨めるといいと思います。