医学部再受験、成功への道

私立文系の医学部再受験生がいかにして1日4時間11ヶ月、図書館での宅浪で国立大学医学部に1発合格したのかを書きます。再受験生はもちろんのこと、勉強の効率化を目指し大学合格を目指す悩める受験生に読んでいただけると嬉しいです。

医者に必要な資質

大変ご無沙汰をしております。

センター試験まで2ヶ月程となりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?焦らず、着実に勉強していってください!


さて、今日は最近思うことを書きます。

このブログを読んでくださる方は、受験勉強に必死な頃だとは思いますが、今になってみると受験勉強は相当しっかりやり込んで何かを掴まない限りセンターで9割を取ろうが8割止まりだろうが大差がないように思います。というのも、大学に入ってからの優秀さがセンター試験の点数とほとんどつながらない印象しかないからです。もちろん、あまりにも点数が足りていない人は例外だとは思いますが…

やはり、大事なのは入ってからの努力だなぁと思っていました。…思っていました。


しかし最近になって、短期で病院を見学したり、患者さんと話す機会を幸運にも得ることができたりして、少し考え方が変わりました。

「勉強だけでは全然だめ」

そんな風に思うようになりました。

患者さんは概して不安でいっぱいです。考えなくてもいいようなことを考えて、結びつかないことを悪く悪く結びつけようとしたりします。

そこで大事になってくることは、やはりコミュニケーションだと思います。患者さんの話を聞けるだけでなく、不安を全て吐き出してもらえるような存在であること。そのためのコミュニケーションを大事にできることが、患者さんが強く医師に求めることだと思います。もちろん、しっかりとした医療を提供できることは前提ですが。


そう考えたとき、医学部で過ごす6年間イコール勉強の6年間であってはいけないなあと思いました。勉強の合間にいろんなことを経験して、人の様々な感情だったり、患者さんと話せる話題を増やしておくことが大事だと思います。

もちろん、再受験生は様々なことを既に経験してきているはずです。医学部に入ったら、将来医師になることを前提として、よりたくさんの経験を積んでいただいて、それを患者さんに還元できるようにしていただければなぁと思います。また、補足ですが、再受験生の経験は周りの同級生を好奇心でいっぱいにさせられる可能性があることも確かですよ。


話はまとまりませんが、医師になるための準備を早くするために、受験はなんとか早く乗り越えていただきたいと思います!頑張ってください!