医学部再受験、成功への道

私立文系の医学部再受験生がいかにして1日4時間11ヶ月、図書館での宅浪で国立大学医学部に1発合格したのかを書きます。再受験生はもちろんのこと、勉強の効率化を目指し大学合格を目指す悩める受験生に読んでいただけると嬉しいです。

あと10日間でできること

こんばんは。

毎日寒いですね。体調にはくれぐれも気をつけてくださいね!

いよいよあと2週間とせまってきましたね。今日は残りの10日間でできることについて、僕が去年考えてやったことを書こうと思います。

この時期大事なことは主に3つあると思います。

 

①継続的に取り組んだテキストの全復習

②まだ終わっていない範囲の詰め込み

③集中力を高める練習

 

まず①について。

テキストを全部復習するというと膨大な量を想像してしまうかもしれませんが、初めてテキストに取り組んだ時と今では実力に雲泥の差があるので10日もあれば十分出来てしまいます。簡単な問題は頭のなかでシミュレーションするだけでもいいと思います。逆に少しでも不安があれば書き出してみて解き直してみるといいでしょう。

また、英語に関しては毎日30分か1時間、慣れた教材を音読をしてください。僕は去年塾講師をやりながらの受験で、この時期は時間が本当に欲しかったので、お風呂の中で音読をしていました(笑)適当にコピーして持ち込んでやっていました。返り読みがなくなり、とてもいい復習にもなるのでオススメです。

②について。

理科の一部や数学の整数問題など、手が付けられていない分野があったら、最後まで諦めないで、少しでも詰め込めるようにしてください。やはり試験前日や当日、極度の緊張状態になったとき、未修範囲の存在というものは不安を増幅させると思います。そういうことがないように、出来る限り詰め込めるようにしてください。

③について。

試験は当日の集中力で合否がわかれるといっても過言ではないと思います。ですから、集中力を高められるようなことを出来る限りやってみてください。例えば、

・30分という時間を決めて微分の計算問題をやる

・短い文を時間を測って読む

・やった赤本の解き直しを試験時間の半分でやる

などが考えられると思います。ポイントは時間です。必ず時間を測ってやってください。もちろん①②で集中して勉強していますので、あえてやる意味は疑問に思われるかもしれませんが、時間の意識があるのとないのでは集中力に差が出てきます。短い時間でもいいので、「集中力」に重きをおいた時間を設けてみてください。僕はこれを去年やって試験に行ったところ、数学の試験中に「自分が問題を説いているのか問題が自分を突き動かしているのかわからない」的な主客未分の状態になることができました(笑)

 

以上①〜③を書きましたが、大切なことはそれらをバランスよくやることだと思います。特に落ちる可能性が上がるのは、そして多くの人が陥りがちなのは、②のことに重きを置きすぎて今までやったことが完璧にならないまま試験を迎えてしまうことだと思います。多少のやり残しがあったとしても、出るかどうかはまた確率の問題です。もし残ってしまったのが出たとしても他ができれば受かるので、あくまでも今までやったことを固める10日間にしてください。