医学部再受験、成功への道

私立文系の医学部再受験生がいかにして1日4時間11ヶ月、図書館での宅浪で国立大学医学部に1発合格したのかを書きます。再受験生はもちろんのこと、勉強の効率化を目指し大学合格を目指す悩める受験生に読んでいただけると嬉しいです。

国試の結果

こんにちは!

更新が長らく滞ってしまいました。

久しぶりにブログを開いてみると、まだ一定数のアクセスがあり、読んでもらえてるんだなぁと嬉しく思います。

さて、更新すると言ってしていなかった僕のその後について。笑

 

結論からいうと、無事に国試に合格して医者になりました!

いまは研修医2年目としてそれなりに忙しい日々を送っています。

 

12月からギリギリのタイミングで本腰を入れて勉強し、僕なりの勉強法で合格に繋げました。

再受験で手に入れた勉強法が医学部の試験〜国試まで繋がったなぁと感じています。

その勉強法について書いていきます。

 

まず、勉強時間について。

勉強時間の管理は再受験のときと同じくスタディサプリで行っていました。

 

上記合計すると480時間でした。

基本的には勉強する際に必ず記録を取るようにしていたので、国試の勉強時間としては約500時間でした。

再受験にかけた時間は約1300時間だったので、半分もかからなかったことになります。

 

勉強法について。

おおかたの学生はビデオ講座をみて勉強していき、クエスチョンバンクで演習を行う、という方法だと思います。いまのビデオ講座はとてもわかりやすく、理解を深めて国試の問題に真っ直ぐに取り組むための最善の勉強法のひとつだと思います。

 

ただ、僕なりのデメリットとしては

①教材が高い

②映像の再生速度の限界を超えられない

③講義は結局ニガテ

を感じていました。

勉強開始がかなり遅かった僕にとってはビデオ講座に取り組めるまとまった時間がなく、手を出すのはやめました。

その代わりに僕が使用した教材は3つ

 

①病気がみえる

②中古のクエスチョンバンク

③国試回数別3年分

 

具体的な勉強法としては、

まず病気がみえるをひたすら読む。

読むのには順番があって、サマリーのページではなく病態の解説の部分から。病態を理解し、必要な検査を考え、治療を理解し、最後にタイトル下のサマリーを読む。

病態理解→必要な検査・治療を考える→それを確認

という作業を『病気がみえる』でさっと行いました。

 

その後、ひたすらクエスチョンバンクで演習です。

エスチョンバンクは一周目問題のみ取り組みました。ここ、大事です。

一周目問題は過去3年の国家試験から抜粋であり、一周目問題を終えることができれば、

使用しているクエスチョンバンクの年−4年前から3年分の国試の問題をカバーできたことになります。

例えば、これから受験勉強を始める現在5年生が2022のクエスチョンバンクを使用したとすれば、2020.2019.2018の問題については一周目問題に含まれていることになります。

 

しかし、直近2年についてはこれに含まれません。

そのため、回数別を購入し、不足分を補うことになります。

 

このようにすれば国試5年分は確実に触れることができ、演習量としては必要十分でした。

わからなかったところのみ書き出し復習し、確実なものにしました。

 

結局、病態がつかめていて、必要な検査・治療がわかれば問題はとけるので、上記の流れで十分な勉強となりました。

 

僕は教材費をケチりたかったので、最新版のクエスチョンバンクではなく、

一年型落ちの中古(中身は新品)をメルカリで購入して使いましたので、

国試を受けるにあたって購入した教材費は25000円くらいでした(笑)

 

ビデオ講座については、不安にならないように「みんなと同じことをする」という意味で

medu4の「究極マップ」のみ1月に受講しました。

勉強がまとめ上る感じがありましたが、これはあくまで不安解消のためだけだったように思います。

こちらは10000円程度でしたので、

ビデオ講座も含めた国試勉強ツール費用は35000円程度でした。

 

みんなと同じことをしないと不安になる国試の勉強ですが、みんなとスタート時点はそれぞれ違うので、最善の勉強法は自分で考えることが大切です。

あとは直前の不安とどう戦うか、そのためには不安解消のための教材に手を出すこともひとつの手かなと思いました。

 

まぁ、早めに勉強をはじめて、友達と勉強会をしながら進めてれば絶対に落ちません(笑)

 

あと1ヶ月ですが、国試受験生は頑張ってくださいね!!